日本の棚田百選、「大蕨」と「椹平」の棚田を見て来た
先日、四ケ村の棚田を見てから棚田好いてまして
西吾妻スカイバレーをCITY-Xで登った翌日は
四ケ村の棚田とともに、山形県内にある棚田100選に選ばれているもう2つの棚田。
椹平(くぬぎだいら)の棚田と
大蕨(おおわらび)の棚田を見に
山形盆地、西側に位置する丘陵地帯(白鷹丘陵)を越え、山辺町と朝日町にある両棚田を見学しつつ、ドラマ「おしん」の最上川を筏(いかだ)で下るシーンで使われた辺りの最上川中流域を下りながら、
本日も愛車のCITY-Xで走ってみました。
コースは以下で
山辺町と朝日町を目指し山形市内から山形市郊外を西へ西へ、東北中央道の下をくぐり
須川河畔反田橋にさしかかると、なにやらお祭りの準備が。
あ、そうか。今日は、山形県最大の花火大会。打ち上げ数2万発。山形大花火大会の日かと、夜は帰らなくちゃいけないし見れないなぁぁ、と、花火大会の準備風景だけ見ながら、
山形盆地西側の丘陵地帯へ、大蕨の棚田目指し更に西へ
山懐の集落に分け入って行くと
はじまりました。急勾配。勾配10%なんて当たり前。昨日走った西吾妻スカイバレーよりきついんじゃないかなと思える急坂を登っていくと
途中に勾配24%越えの脇道が!
近々、電動自転車でもない限り、自転車初心者ではロードバイクでもまず登れない、勾配20%越え、最大勾配25%ぐらいの激坂が続く姥湯温泉に行ってみたいなと、CITY-Xなら大丈夫だよね~~と試しつつ、OK、OKと遊びながら
一気に、標高400メートルぐらいまで駆け上り、玉虫姫の悲しい伝説がある玉虫沼へ。
沼の周辺にはラベンダー畑やキャンプ場があり、ヘラブナ釣り場としても人気があるそうで。
玉虫姫を過ぎ、今度は一気に坂を下っていくと、山形市から西へ約15km。山辺町西部の山間部にある小盆地に開かれた「大蕨の棚田」が見えてきます。
秋になると一面黄金色になり、刈り取った稲を杭掛けし、その稲杭が棚田に整然と並ぶ風景は壮観だそうで、季節は夏。まだ青々とした稲が風になびいてました。
大蕨で棚田を見た後は、更に急坂を下っていくと、朝日町に到着。激坂のアップダウンで汗もかいたし、本日も地元の温泉めぐりで、湯船にりんごが浮かぶ「りんご温泉」へ。
受付カウンターの前では、地元の名産や獲れたての野菜などが並んでいて
地元特産の「もも」が1箱、550円で販売してた。安ぅぅ~~!
大浴場。
微かにアブラ臭のするモール泉で、山形の内陸部に来てモール泉に入れるとは、昔はこんな山奥も、海の底だったのでしょうか?
湯船からの眺めもよく、実にいいお湯です。
温泉に使った後は、「冷たいりんごラーメン」と「とんかつ」で昼食。二つ頼んでも1000円。安ぅぅ~~!
こういう施設では、お食事などは料金高め設定のところも多かったりするのですが、良心的な値段設定に感動。
食事の後は、高台にある露天風呂へ。
先客がいたので湯船までは写せませんでしたが、朝日連峰や月山の山並みまで眺望出来る露天風呂で、眺めもばっちりです。
と、汗を流した後は、最上川を挟んでりんご温泉の対岸にある「椹平の棚田」へ
一本松公園という高台に上って行くと
扇型に開墾された「椹平の棚田」が眼下に一望できます。
昭和18年から開墾がはじまった段々田んぼだそうで、絶景ですね~~!
帰りは、朝日町から大江町まで最上川沿いを下りながら山形市内に戻ってきました。
道の駅おおえ。
最上川を筏で下るシーンで有名なドラマ「おしん」で使われたロケ地がこの道の駅のそばの最上川だそうで、先を急いでいたので写真は撮れませんでしたが、今度、寄った時は訪れてみようと思います。