南三陸 - 神割崎まで初ライド!
2泊3日で平泉、北上川沿いを流して3日目。
昨日は追分温泉に泊まった後、
本日は2つある北上川の河口、柳津で分流して石巻に注ぐ旧北上川と追波湾に注ぐ新北上川(追波川)の一方、新北上川沿いを下り、旧北上町十三浜沿いのリアス式海岸を進み、
南三陸の名勝地、神割崎を見ながら、志津川経由で、仙台まで走ってみました。
ルートは以下の120km
追分温泉から新北上川沿いの道路に出ると、新北上大橋の辺りを中心に
春先には野焼きが行われ日本の音風景100選にも選ばれている、河口から約10キロメートルにも川沿いに広がる、野鳥と魚のゆりかご、北上川河口のヨシ原が広がっています。
実は、私が子供の頃、育ったのは、ここから上流に5〜6kmほど上った飯野川という町なのですが、東日本大震災前は岸辺は水辺も見えないほど、このあたりにヨシが群生していたのですが、津波でだいぶやられてますね。。。震災後、かなり復活して来てるようですが、、、
川沿いの道を走り、写真の先の河口めざして行くと
下の写真、全て海と思うかもしれませんが、写真右半分は追波湾(写真左半分)に注ぐ、途中で川が分岐して、後半分は上流で流れが分岐して石巻方向に流れて行ってもこれだけの水量の、だっだぴろい新北上川の河口です。対岸の防波堤のその奥に長面浦という広い砂浜と松原が広がっていたのですが、すっかり震災の津波でえぐられ、見る影もなく、今なお、普及工事の真っ最中で、昔の姿を知っていると、辺り一帯、人工物の防波堤だけが目につき、痛々しい感じです。
河口から先に進むと、追波湾が広がります。
こちらは、白浜海水浴場。昔は、子供心に、もっと白い広い砂浜だったと記憶してるのですが、、
旧北上町十三浜沿いのリアス式海岸を進んで行くと、十三浜の所以でもある小さな漁港群がいくつも連続して現れます。
白浜漁港
大室・小室漁港
相川漁港
北上漁港
そして目指す神割崎
言い伝えでは、
宝暦年間の昔、浜辺に打ち上げられた鯨の所有権をめぐって、この付近にあった戸倉村と十三浜村との間で、鯨が打ち上げられた浜辺は自分らの村だと争いが起こり、三日三晩争っても決着がつかなかった時、 三日目の晩に岬の辺りに轟音とともに雷が落ち、岬の巨岩が二つに割け、村の境界を示す場所になったという神割崎。
東日本大震災の影響で、かなり地盤が沈下しているようですが
今もその姿は健在で、例年2月中旬(11日-16日頃)と10月下旬(20-30日頃)に岩の間から朝日が昇るそうです。
神割崎で巨岩を見たあとは、さらに海沿いの道をひた走り、志津川経由で帰って来ました。
こちらが、河口から10km。
対岸に見えるのが子供の頃に育った、飯野川という町になります。