飯坂温泉で温泉三昧して来ました。(その2)
記事のUPが遅れてしまいましたが、先日行った、電動アシストで飯坂温泉巡りの旅から。
飯坂温泉発祥の地に位置し、鯖湖神社や鯖湖湯が隣にある『ほりえや旅館』さんへチェックイン。
築130年の歴史あるレトロな佇まいに観光客の誰もが写真を撮っていく『ほりえや旅館』さんに荷物を置いて、
まずは、9つある飯坂温泉の共同浴場の中でも最も古くからある飯坂温泉の象徴的な共同浴場、『ほりえや旅館』さんお隣の「鯖湖湯」に入ろうと思ったのですが、あいにくその日は鯖湖湯さんの定休日とのことで、鯖湖湯は翌朝入ることにして、
たぶん鯖湖湯さんの次に歴史がある1,200年の歴史をもつ波来湯さんで一風呂。お湯の温度が熱々の飯坂の共同浴場の中では、たぶん一番入りやすい温度の共同浴場です。でも、熱めのお湯に慣れてない方にはそれでも熱いです。
波来湯で飯坂の湯に馴染んだ後は、ただでさえ熱い飯坂の共同浴場の中でもここの湯が一番熱いと思われる、激熱の天王寺穴原湯を面白半分で初体験!
地元の人でもここが一番熱い!と押すだけあって、火傷するかと思うぐらいスーパー熱いです!
そんなこんなで、飯坂の共同浴場にプチデビューした後は『ほりえや旅館』さんに戻り、15畳もある部屋でまったりゆっくり
美味しい夕食を頂いてから、鯖湖湯と源泉を同じくする『ほりえや旅館』さんのお風呂で、さらに、のんびり温泉気分。
温泉に浸かり快眠した翌朝は、朝から松尾芭蕉も入ったというお隣の鯖湖湯さんで朝風呂三昧
美味しい朝食を食べた後は
まだ、3つの共同浴場しか制覇してないので、もうひとつだーーーと、食後の散歩に、飯坂の共同浴場の中では高台に立ち、福島盆地が一望できる大門の湯で食後の一風呂。昨日からお風呂に入るのは何回目だ???(笑)
源泉温度62.0℃。ここもかなり熱いですが、いい感じです!
大門の湯から見る福島盆地。遠くに雪を冠った吾妻連山と安達太良山系が見渡せます。
帰りは、国道4号で、電動とはいえ、自分の足で自転車で越えてみると、ここから先は「道奥」(みちのおく)という呼び名があったのが実感できる、その昔、源頼朝軍と奥州藤原氏が戦った阿津賀志山防塁や、徒歩でこの先に行くのは大変だったろうな〜〜と実感できる宮城・福島県境の難所の標高185mの国見峠を越えて、仙台まで戻って来ました。
峠は西に奥羽山脈、東に阿武隈高地の山々が迫る鞍部にある。奈良時代には坂上田村麻呂が関所を置いた。江戸時代には仙台藩の越河番所が置かれ、その南と北には奥州街道の貝田宿と越河宿があった。
現代は国道4号、東北本線、東北自動車道の東北地方の主要幹線が通過する。東北新幹線は峠の西を蔵王トンネルで貫く。
国見町の町名は峠の名が由来である。
東北本線においては急勾配の難所と知られ、単線時代はこの峠を迂回するために丸森線(現在の阿武隈急行線)が建設されるほどであった。また現代でもこの峠は制限速度が低く抑えられ、荒天時には強風による運転の見合わせが頻発するボトルネックとなっている。 国道4号においても福島側からの下り線の登り坂は登坂車線が長距離に渡り整備され、麓にはチェーンベースを兼ねた駐車場が整備されている。2014年2月には大雪により多数の車両が数キロに渡り立ち往生し、自衛隊の災害派遣を要請するほどであった。
全長11kmの蔵王トンネルのような超長いトンネルでも作らなければ、ここのポイントしか峠越えで国道も鉄道も高速道も通すことはできず、国道4号、東北本線、東北自動車道が一点で交差する宮城・福島県境の国見峠
波来湯さんの350円以外は、全て200円で入浴できるので、9つある共同浴場を全て回っても1,950円。1泊で9つ回るのはなかなか難しいと思うので、1,000円もあれば存分に温泉をハシゴ出来る庶民に優しい料金設定で、
実は飯坂温泉、初めて行ったのですが、かなり、気に入ってしまいました。
【走行データ】
距離:76.8km
平均スピード:21.93km
累積標高:上り240m、下り350m