鬼首カルデラの溶岩ドームと火砕流堆積地帯を縦断してみた
今年の梅雨入りは例年よりだいぶ早そうなので、梅雨入り前に、先週末、またまた愛車のPAS CITY-Xで走り回って来ました。
今回は、宮城側から直接栗駒山頂方面に乗り入れるのに最短ルートの秋田県道282号がまだ冬季閉鎖中のためまだ行けないのですが、梅雨明けには行ってみたい、標高1126mにある日本有数の湧出量を誇る高原の須川温泉までの麓側の道の確認に、
今回は、花山ダム辺りをめぐりつつ、
まだ、車でも自転車でも走ったことのない、
鬼首・鳴子カルデラから、その昔、火砕流が流出して出来た、鬼首・鳴子カルデラから南東に延びる丘陵地帯と、鬼首カルデラを東側から縦断し、鳴子温泉に至る以下のルート。
って、
この地帯が、鬼首・鳴子カルデラから噴出した大量の火砕流によって出来た丘陵地帯だったとは、自転車で走った後にわかったのですが(笑)
ちょうど、下の地図の赤線を引いた辺りが鬼首・鳴子カルデラから噴出した火砕流の先端あたりみたいなのですが、ラムサール条約に登録されている伊豆沼なんかも、もしかすると、この火砕流によって出来た丘陵地帯によって水系が堰き止められることによって出来上がったものなのかもしれませんね。
国土地理院の土地分類基本調査図
ということで、ルートは以下(出発地点の仙台から、古川・大崎市までは国道4号で来たのでルートは省略)
以前、廃墟マニアの聖地としてご紹介したことがありますが、ちょうどこの辺り、東北自動車道・長者ケ原サービスエリアの近くにある化女沼辺りが、鬼首・鳴子カルデラ火砕流で出来た丘陵地帯の外れの一つになるようですが
昨年来た時には、伸び放題の雑草に埋もれていましたが、最近、廃墟ツアーがあったのと、近々、ドラマかテレビの撮影で使われるらしく、雑草が綺麗に狩られていたため、遠目からでも当時の面影がよくわかる、『化女沼レジャーランド廃墟跡地』を横目に
鬼首カルデラ火砕流で出来た丘陵地帯を縦断する広域農道で、 栗駒山麓目指して、新緑の中を縦走。
(芭蕉が通った道だとか)
今回は、どこを走っても、緑、緑。
田んぼでは、田植え作業が真っ最中です。
花山ダム
で、ダム湖の脇を通る、栗駒山を突き抜け湯沢方面に向かう国道398号をちらっとだけ流して
ダム湖そばの道の駅で本日の昼食
一休みした後は、県道249号線に入り
鬼首カルデラ外輪山の東側入口、国見峠を抜け
カルデラの中央火口丘、高日向山溶岩ドームの北側を通る、縦断道路で
月面で温泉が湧いたらこんな感じ?
と思わせる荒湯地獄へ。
で、さらに鬼首カルデラ中央火口丘中央部へと突き進んでいくと、
秋になったら、絶対紅葉が綺麗だろうな〜〜と思わせる緑の巨木が続く道が続き
山の空気と、緑、緑、の森林浴を楽しんでいると
出た〜〜〜!
2、3キロは続く砂利道!
遠くに見えるのが、カルデラ西側の外輪山の山々と、バブル時代に三菱地所が鬼首の山野を切り開いて出来た、リゾートパークオニコウベあたりの牧場地帯。
と、砂利道、峠道、林道を楽しんだ後は、吹上高原キャンプ場にある
すぱ鬼首の湯で一風呂浴びてから
鳴子ダムの脇を通り
本日のお宿で
たらふくバイキング!
大江戸温泉さん!ちょっとカニ、スカスカ気味だぞーー!とか笑いつつ、
150種ぐらいあるバイキング料理の取り放題で、プレートとカニを3回お代わりしてしまいました。
空いたお部屋直前割の格安料金を考えたら余は満足じゃーーー!