ヤマハPAS CITY-Xで気ままに電チャリライフ

ミニベロ電動アシスト自転車(PAS CITY-X)であちこち出かけた時の記録を残してます。

日本最後のダート国道458号を越えてみる




先日は、梅雨明け前、五月雨のなかの最上川をCITY-Xで走ってみましたが、

 

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本日は、新庄市から日本の棚田百選にも選ばれている四ケ村の棚田、いまもどこか懐かしい湯治湯の風情が残る肘折温泉を経て、山形県内に残る、酷道ファンの心を離さない日本最後のダート(未舗装)国道458号線十部一峠を越え山形市まで愛車のPAS CITY-Xで走って見ました!

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コースは以下

 

先日、新庄まで最上川沿いを走った際は、自転車を新庄駅の駐輪場に駐めて仙台までバスで戻ってきましたので、本日15日は、再び新庄までバスで戻り新庄駅から4日ぶりのスタート。

 

今年は日本各地、例年にない早い梅雨明けでしたが、東北地方南部も平年より11日早く昨日14日に梅雨明けとなり、本日は晴天の中のスタート。バスで新庄まで戻りましたので、出発時間はお昼からになりましたが。。。

 

まずは新庄駅から、山形県新庄市から山形県上山市に至る国道458号目指して出発。大蔵村立大蔵小脇から国道458号に乗り、肘折温泉目指して出発。

 

山形県大蔵村清水付近の最上川

 

松尾芭蕉がここの下流山形県北村山郡大石田付近で「五月雨をあつめて涼し最上川」と詠んだ最上川ですが、最上川大蔵村に入るとこの付近からヘアピンの蛇行を繰り返して急流へと変わり、それに呼応するかのように、芭蕉の句も、急流の最上川の舟下りを体験したとこで「五月雨をあつめて早し最上川」という句へと変化して行った最上川のターニングポイントがこのあたりから始まるのでしょうか。

などと感慨に浸りながら最上川を渡り

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日本で63の地域が加盟している「日本で最も美しい村連合」にも加盟している大蔵村の田園風景や岩肌に現れた山肌の地層などを眺め

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綺麗な清流を横目に

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山間の道をひたすら南下

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肘折温泉に行く途中で国道458号に一旦別れを告げ、脇道に入りすぐに現れる200mほどのトンネルを抜けると、出羽富士「鳥海山」と霊峰「月山」を望み、作神宿る「葉山」の麓に、「豊牧」「滝の沢」「沼の台」「平林」と、人口約400人程の小さな4集落からなる、日本の原風景とも言える「四ヶ村」の田園風景が広がります。

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山形県では、朝日町の椹平、山辺町の大蕨とともに、日本の棚田百選にも選ばれている四ケ村の棚田。

 

ここから北へ7km程の肘折温泉とともに、多い時には積雪4メートル以上にもなる雪国山形の中でも有数の豪雪地帯の棚田には、田植えから1ケ月ぐらいでしょうか(?) 

風が吹くたび、風にさらさらとそよぐ、まさにグリーングラスの稲が風にそよいでました。

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のどかな田園風景を見た後は、ふたたび国道458号に戻り、月山や葉山の山並みを横目に、湯の台のスキー場や麓の牧場を見ながら

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再度、国道458号から脇道に入り、肘折希望大橋の赤いループ峡が印象的な肘折温泉へ。

 

日本有数の豪雪地帯としても有名な肘折温泉

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今年2月13日に、これまでの最高積雪414センチを上回る445センチの積雪を記録し、最高積雪深を更新すると1泊分の宿泊料が無料になる「ドカ雪・大雪割」キャンペーンが初めて適用され、初の宿泊無料に予約や問い合わせが相次いだことでも話題になりましたが

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温泉があったら必ず入るぞということで、

 

本日は先を急いでいたのと、お腹も空いていたので食事処もある、環境庁指定国民保健温泉地にも指定されている肘折いでゆ館で。本日の一風呂。

 

掛け湯、寝湯を備えた木造りと石造りの2つの展望風呂のほか、温泉療養室、多目的ホール、大休憩室、小休憩室や食事処があり、泉質はナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉。

http://www.hijiorionsen.jp/ideyukan/

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昼食は、肘折希望(のぞみ)大橋の開通を記念してつくってみたという「のぞみラーメン」

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それぞれの具材には、深~いワケが。いでゆ館の食堂でしか食べられませんよとのこと。

http://www.hijiorionsen.jp/ideyukan/

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肘折温泉の炭酸温泉入り肘折カルデラサイダーも絶品です。

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ということで、四ケ村の棚田と肘折の温泉を堪能した後は、再び国道458号に戻り本日のメインイベント。

 

日本に残る最後のダート酷道として知られる、酷道ファンの心を離さない、一年の半分以上は積雪により通行止の国道458号の未舗装区間へ。

 

追記

今月8月6日の山形豪雨による影響で、今回走ったダート区間がある国道458号の郡界(十部一峠)~大蔵村南山(肘折)区間は土砂流出などで当面の間、全面通行止めになってしまったようです。

  

現在、日本国内には、1号から507号まで459本の国道がありますが、山奥の秘境でも車道の整備が進み、車なら、車の車窓からの風景で秘境感を味わえる国道はあれど、悪路を体感できる国道はほぼ全滅してしまったなかで、国道458号は、車両通行可能な未舗装路(ダート)区間を堪能できる日本に唯一残るダート国道として知られています。

 

私も通るのは初めてなのですが、恐る恐る先へ!

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肘折温泉を出て、しばらくは、登りはきついけど走りやすい道が続くのですが、

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やがて、5キロほど走ったあたりで、アスファルトの路面が荒れ始めたかと思うと、突如、ダート区間が出現。

 

しかも、未舗装を抜けたかと思うと再び未舗装と荒れた路面の繰り返しという、国道458号のダート区間は1箇所ではない!

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国土地理院の地図で調べると標高880m地点にある、大師峠と書かれた、国道の看板の手前までの度重なるダート区間

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さらに、大師峠を抜けてから十部一峠に向かう途中に、国土地理院の地図で見ると、大師峠と十部一峠の間の区間の方が標高が高かたたりするという、峠を越えたのに一向に降らない不思議な、細かなアップダウンが4〜5キロは続くながーいダート区間があり、当然のことながら、狭く、ガードレールもカーブミラーもない未舗装道と舗装道路が入れ替わるせわしない路面変化とつづら折りに、

 

体験してみると、油断していると砂利にタイヤが盗られるので、細かいハンドル操作とブレーキ操作で、ワイルドな国道を走っているという余韻に浸る暇も与えてくれない(笑)、体力と集中力を消耗しながらのポタリングになること間違いなし!

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でも、そんな酷道も、それを過ぎると視界が開けたところでは、遠くに、陽の光に白い残雪がキラキラ輝いた月山の稜線が堪能できます。

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山形県最上郡大蔵村寒河江市の境界になる十部一峠(標高870m)の手前ぐらいからは、舗装区間に戻り、

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十部一峠を越えると後は下りで、途中、工事中なのか、10メートルほど砂利だけの区間が何箇所かあったりするので、スピードを出し過ぎて突っ込むとタイヤが逝かれるので注意は必要ですが、

 

国道112号まで下り1本なので、ほとんどペダルを回さなくても一気に降りて来れます。

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ということで、途中、先日寄った山辺温泉に立ち寄り、汗を流して

 

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本日は、先日に続いて山形市での1泊。

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本日のコース。山辺温泉からサイクルアプリを入れるのを忘れてたので、全行程で100キロ程のコースとなります。

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明日は、上山で温泉に浸かって七ヶ宿を通り仙台に戻ることに。

 

日本に残る最後のダート国道458号をしっかりと堪能した1日でした。

 

(つづく)