上山温泉の共同浴場「鶴の湯」に浴ってみました。
電動アシスト自転車で山形めぐりも5日目。
初日、高瀬・高沢地区で山形の県花・紅花を見ながら山形入りしたあと、六十里越街道で月山を越え湯野浜の日本海を眺めつつ、五月雨の中の最上川沿いをひた走り、四ケ村の棚田を眺めながら日本最後のダート(未舗装)国道458号で十部一峠を越え山形市まで戻ってきましたので、
この4日間と、今年春に湯沢から山形市まで走ったときのルートと、昨年、鳴子温泉から最上町を経て山形市まで走ったときのコースを加えると、山形県内の中央部から北半分のメインルートは愛車のCITY-Xでおおよそ走った感じがありますので
次は、米沢辺りを起点に山形県南方面や足を伸ばして新潟あたりまで走ってみたく、宮城から山形県南、新潟入りの主要ルートになる国道113号の宮城・山形県境、二井宿峠付近のトンネルが自転車で走るにはどんな感じなのかを確認したく、今回の山形めぐり最終日は、上山温泉の共同浴場「鶴の湯」で温泉を楽しんでから、国道113号経由で仙台まで戻ってみました。
本日のルートは以下で
国道13号で山形市内から南に下り、かみのやま温泉で、まずは温泉!温泉!
新丁「浴場前」バス停から、裏路地に入って徒歩なら1分圏内
ナトリウム・カルシウム塩化物硫酸塩泉の新丁共同浴場「鶴の湯」さんで、本日も朝の出がけの一風呂。
なんとも味わいのあるレトロな建物の前に自転車を停めて、中に入ると、マニアならたまらない、これまた湯治場的なレトロな雰囲気がいい感じ。番台のおばあちゃんも気さくで、いろいろ話を聞けて入浴150円。石鹸等なし。洗髪券は別途100円で洗い場はシャワーが一つのみ。
熱いながらもサラサラのお湯で、朝の時間帯もあったのか、一人独占でのんびり浸かれて、湯上りサッパリ。しばらく風呂に浴っていると、気さくな地元のおじいちゃんも現れ、話を聞いてみると、今の番台のおばあちゃんの前に10年ぐらい番台に座ってたおじいちゃんだったと判明。思わず、その道のプロ二人と温泉談議に花が咲いてしまいました(笑)
浴槽の底が深いので、お子様は要注意。
洗髪券を購入すると、番台のおばあちゃんからこんなお札がいただけて、何をするものぞ??? と思ったら、お札についてた蛇口を回すハンドルをシャワーに取り付けてクルクル回すとシャワーが出るという、上山温泉ローカルルールでしょうか?
温泉王国山形には、入浴中は、脱いだ衣服を入れておく棚の前に入浴券を挿しておかなければいけない小野川温泉の共同浴場とか、独自ルールがあったりするところが、また、面白い。
上山温泉の共同浴場で楽しく銭湯三昧した後は、改修中(?)の上山城を横目に
県道268号などを使い、国道113号の宮城・山形県境、二井宿峠付近のトンネル手前までシートカットで山形県の南東部を南下。
高畠町二井宿から国道113号に乗り
車の流れを見ながら、2つある二井宿第二、第一トンネルに突入。
山形側からだと上り勾配なので車の流れが途絶えたところで自転車で突入していかないと、車歩分離ではないのでちょと怖い部分もありますが、注意すれば、自転車でも大丈夫かなというのも判明し、
無事、宮城県まで戻ってきました。
後は、走り慣れたコースで、夏場の水芭蕉群生地を横目に一路、仙台まで一直線。
夏場の水芭蕉はこんな感じです。
(国道113号を走りながらでも見れる七ヶ宿にある「玉の木原水芭蕉群生地」)
と、いうことで、次は米沢界隈を流してみることに!
って、もう米沢辺りを流しつつ、山形県と福島県の県境、西吾妻スカイバレーのてっぺん、標高1404メートルまで登って、白布峠から桧原湖を眺めてきたのですが、それは、後ほどということで。
つづく。