南三陸 気仙沼「岩井崎」まで電動自転車ライド
今年の梅雨は長雨で、春先に松川浦とか、近場の鳴子温泉巡りをした程度か、ほんと、春先から愛車のCITY-Xで全然遠乗りが出来なかった反動か、お盆休みを使い、丸々一週間かけ、電動アシストで北東北ユルポタ巡りをして来ましたので、その時の写真から。
第一日目は
コースは以下で。
ルートラボが無くなるそうなので、 今回からStravaでコース表示。まだ、使い方がよくわからない(笑)
まずは、
自宅のある仙台市内から早朝に出発。
旧北上川沿いを走りながら、新北上川と旧北上川の分岐点がある柳津方向へ。
東北最大、日本第4位の流域面積を誇る北上川は、1600年以降113回の洪水が発生しているそうですが、北上川を洪水や氾濫から守るため1900年代のはじめごろ、全く川がなかったところに川を開削して、新たに川筋を作り、それまで石巻に注いでいた本流を追波湾へと流れていく新たに出来た川筋に流し込み、石巻側へは、北上川と旧北上川を分流する2つの施設
鴇波洗堰(ときなみあらいぜき)と
脇谷洗堰(わきやあらいぜき)で流量を調整して流し込むという大工事だったようで、下は脇谷洗堰の写真ですが、脇谷洗堰には、2つの堰を設けることで北上川本流と旧北上川に水位差が出来てしまうことから、船の通航のために脇谷閘門(わきやこうもん)が併設されています。閘門とは、あの有名なパナマ運河でも見られる高低差調整用の水門のことで、写真の右の堰が脇谷洗堰で左の門が脇谷閘門だそうです。
なを、2つの洗堰には、その後、分水量変更のため2つの水門が上流にそれぞれ新設され、下は、脇谷洗堰の上流に配置された脇谷水門だとか。
と、自転車に乗って現場の案内板を見て初めて知ったのですが(笑)
休憩がてら北上川でちょっとウロチョロお勉強をしてから、追波湾へと注ぐ現在の北上川本流にかかる
柳津大橋を渡り
柳津にある 道の駅「津山 もくもくランド」で、今日のサイクリングはここからが本番ということで、ちょっとその前に、おトイレ休憩!に、
道の駅では目がないソフトクリームでクールダウン。
道の駅で一休みした後は、津山からは国道45号に乗り南三陸、岩井崎目指していざ出発。
津山を抜け、陸前横山を過ぎると、
迫って来るのは北上山地南端のこんもりした山々で
三陸の海に出るにはちょっとした、軽い峠越えが。
いや〜〜、それにしても真夏のお盆前、ほんま今日は暑い!
峠手前の温度計の表示はなんと!気温37℃!
ちょっと、カンカン照りに当たり過ぎて機械本体が過熱して、この温度計逝かれてない?と思いながらも、実際、35℃はある感じの坂道を登っていくと
南三陸町突入で、横山峠。
勾配5〜6%、高さ125mほどの軽い峠ですが、電チャリでなかったら、この暑さ、ペダルだけで漕いで来たら死ぬな!って感じで峠を越えると
後は、一気に坂を下って、先程までの暑さとは打って変わって、海からの涼しい潮風を感じながら南三陸町に突入。
見えて来るのは志津川の港町と青い海と行きたいところなのですが、まだまだ震災から復興途上の風景ですね。。。
と、まだまだ復興作業中の皆様には気がひけるのですが、
旅に出たら、必ず入るぞ温泉!ということで、汗もかいたし、南三陸温泉「ホテル観洋」さんで今日も行きがけの一風呂!
ナトリウム・カルシウム塩化物性の低張性の中性冷鉱泉ですが、カモメがそばを飛び交い、潮風を感じながら、海面から高さ20〜30メートルくらいでしょうか、海に突き出た露天風呂から眺める志津川湾と眼下の断崖絶壁と岩場に打ち寄せては砕ける海の景色は見応えがあります。
一度泊まったことがありますが、 大海原から昇る朝日は絶景ですよ〜〜
で、三陸の温泉でホッと一息ついた後は、旧歌津町など気仙沼までまだまだ復興が続くの南三陸の今を見ながら、
岩井崎は、宮城県気仙沼市の中心部から10km南にある気仙沼湾入り口にある石灰岩の岩場が続く岬で、波の高い日、吹き潮を見る事ができる「潮吹き岩」で有名な気仙沼の景勝地ですが
着いたのは、夕方16時を過ぎていたのと、夕立が来そうだったので、岩井崎見物は明日にして、本日の宿、岩井崎が目の前の民宿「崎野屋」さんに荷物を置き、夕立をやり過ごしてから
チャリで宿から3キロほど離れた「めん丸 気仙沼」で今日の晩御飯と、近くに買い出しに。
店のおばちゃん達も愛想よく、結構美味しいラーメンでした!
帰って、一風呂浴びてから、買って来た酎ハイでちょこちょこ飲みながら
明日に向け、本日は早寝、早寝!で、本日1日目の南三陸ライドでした。
明日は、岩井崎を見てから、岩手県は花巻「台温泉」まで、北上山地横断ライドだ〜〜!
つづく。