十和田湖畔・奥入瀬渓流を電動アシスト自転車で走ってみました。
電動アシスト自転車で北東北ユルポタの旅、第5日目。
昨日泊まった十和田湖西側湖畔の民宿を出発し
本日は、旅の中休みで、直通なら、発荷峠を越え後は大館市まで下り基調の楽々60kmコースなので、本日はまず、天気も良いですし、昨日駆け足で走り抜けた十和田湖畔と奥入瀬渓流もう一度のんびり見学してから大館に向かうことに。
既に奥入瀬・十和田湖畔は紅葉真っ盛りかもしれませんが、ブログの更新が遅く8月12日からの記事ですが、コースは以下で、ちょうどジャスト100kmほどの中休みコース。
昨日と打って変わって、爽やかな天気の中、朝8時半ごろ既に赤トンボも舞い始めている十和田湖畔西岸を出発。
青森県十和田市と秋田県鹿角郡小坂町にまたがる十和田湖は、約20万年前に始まった火山活動により形成された二重式カルデラ湖だそうで、カルデラ湖の広さとしては屈斜路湖、支笏湖、洞爺湖に次ぐ4番目、深さでは3番目の湖で、夏の緑に映え、ウルトラマリンの湖水がなんとも美しいですね〜〜。
観光地に遊覧船があれば必ず乗ってみる私ではありますが、以前、紅葉真っ盛りのベストシーズンに乗船したことがありますし、本日は休屋港で第一八甲田丸、第二八甲田丸の二艘の十和田湖遊覧船の御姿だけ眺めながら
途中見つけた可愛らしい祠の松倉神社から望む十和田湖
午前10時ごろ子ノ口に到着。
十和田八幡平国立公園に属する奥入瀬渓流は、十和田湖東岸の子ノ口から焼山まで豊かな自然林におおわれた約14kmの流れで、いくつもの滝や千変万化の流れや奇岩が見事な渓流美を作り出していて、四季折々の自然美を堪能できます。
流れと戯れる子供達
とはいえ、
昨日と打って変わって奥入瀬渓沿いの車道は大渋滞。紅葉時期ともなると此の比ではありませんが、こんな時に頼もしいのが自転車なのですね〜〜。
車の渋滞もなんのその!
片道14km。往復28kmの奥入瀬渓谷を時間に余裕がなければ全行程を歩くことは中々難しいので、おいおい、限られた駐車スペース待ちの車が連なって奥入瀬渓谷はシーズンともなると大渋滞になりますが、
そんな車を差し置いて、賢い皆さんは、焼山~子の口間は相互乗り捨て可能な貸し自転車で、行きはレンタサイクル、帰りは観光路線バスや遊歩道の散策で十和田湖畔・奥入瀬渓流を楽しんでいる皆様も沢山いらっしゃいました。
奥入瀬沿いには焼山の奥入瀬渓流館、石ヶ戸休憩所、子ノ口の3箇所で自転車を貸し出しているようで、
↓ 写真は、綺麗な美人女子旅4人組の皆様が乗っていた貸し電動アシストのヤマハのPAS minäちゃん(奥入瀬は豊かな自然林と渓谷のマイナスイオンを浴びながら、少々アップダウンもありますし、一般の方は、貸し自転車も電動アシストで走るに限りますね〜〜!)
などなどと奥入瀬渓谷を堪能して
お腹の時計に合わせて、ちょうどお昼頃に子ノ口到着
お昼は子ノ口湖畔食堂名物のきりたんぽをつまみつつ
噂の伝説のルパン三世に似たダンディーで親切な店員の方に聞いたらひめます定食他は時間がかかりそうだったので
いつものごとく、手っ取り早いトンカツ定食で本日の昼食。観光客相手の食堂ですが味は悪くなかったです。
で、昼食を終えた後は腹ごなしに十和田湖畔を一路引き返し、標高差226m、長さ3.25km、平均勾配7%の発荷峠の登り口へ。
出だしで、一部、勾配10%超えの急坂もありますが、十和田湖を段々上から眺めつつ
淡々と坂道を登っていくと
着きました!
発荷峠展望台!
ほんと十何年ぶりですかねぇぇ、発荷峠に十和田湖と奥入瀬。ここを自転車で登るなんて電動アシストに出会わなかったら以前は思いつきもしませんでしたが、
眼下に十和田湖西湖が広がり、右側に中山半島、その向こうには御倉山を望む発荷峠展望台は、十和田湖南端、樹海ラインの終点に位置する発荷峠にある展望台で、標高は631m。
正面には十和田カルデラの外輪山、その後方に、東北百名山に選ばれている南八甲田山系の最高峰「櫛ケ峰」や「駒ケ峯」をはじめとした八甲田連峰までを見渡すことが出来ます。
スマフォアプリのPeakFinderを確認すると発荷峠から八甲田山の頂上も微かに微かに望めるようなのですが。。。
発荷峠展望台で眺望を楽しんだ後は、さらに少しだけ坂を登ると
発荷峠第2駐車場手前の小坂町と鹿角市の境に実際の発荷峠があります。標識は撮り忘れました^^;
後はここからは下り基調、国道103号で一路、
大館市へ。
街中の米代川では鮎を釣る釣り人も
本日のお泊まりはビジネスホテル秀山荘さん。自転車置き場はなかったのですが、フロント脇の小部屋に停めて良いからということで、ホテル内の小部屋に自転車を停めさせて頂きました。ホテルは古いですが、スタッフがとても親切です。
ということで、
本日は念願の十和田湖畔・奥入瀬渓流・発荷峠を電動アシストで楽しんでの充実の1日となりました。
明日は、北東北ユルポタの旅のもう一つの目的地「田沢湖」まで秋田内陸鉄道沿線を通って出発だー!
つづく。