ヤマハPAS CITY-Xのタイヤを、BMXレース用の軽量タイヤに交換してみた。
購入以来だいぶ乗り回して、なおかつ、毎日往復36km。最近では、通勤にも使用して購入から3,000kmは軽く走ったでしょうか。
後輪タイヤがだいぶ擦り減って来たので、前回お約束した形で、本格的な冬場を前に、PAS CITY-Xの両輪に、
高速化したBMX界にも対応する、街乗りもこなせる、サイレックスケーシング&ケブラービードの『軽い、速い、強い』。軽量かつ転がり抵抗の少ないタイオガのBMXレース用軽量タイヤを履かせてみました!(わずか260g。遠心力で常に回されているタイヤを軽くすると、一般に走りが軽くなります。)
☟お知らせ、この記事で書いた『パワー ブロック Sスペック』の後継機種が発売になりました。
TIOGAのパワーブロックには1本、1,800円ぐらいのワイヤービードの姉妹品がありますが、
今回は強靭なケブラービードと「高密度サイレックスケーシングを採用することで羽のように軽い」とはどっかの通販サイトで見かけた説明ですが^^、より耐パンク性能の高いSスペックをネット通販で購入。1本、3,482円。
金属のワイヤービードのタイヤと違い、めちゃ強靭だけど柔軟性のあるケブラー(アラミド繊維)をビードに使用しているので、遠乗りの際の万が一の時の予備タイヤとして、
また、電動アシストユーザーの場合、自分でタイヤ交換をした経験がある方は少ないかもしれませんので、ネットで買ったタイヤを自転車屋に持ち込む際にも便利な、タイヤをバックに入れて気軽に持ち運ぶことが出来る、中ぐらいのお弁当箱ぐらいの大きさに折り畳んだ状態で届きます。
広げてみるとこんな感じ。
装着後。
PAS CITY-Xにピッタリですね〜〜!
タイヤの交換手順と、このタイヤで3000km〜4000km走っての状態(耐久性)は以下をご覧下さい。
で、走った感じですが
これが、いい〜〜!
PAS CITY-Xに元々付いてたタイヤも、転がり性能が良く、決して嫌いじゃないのですが
『パワー ブロック Sスペック』。『S』は『スペシャル』の『S』でしょうか
タイヤの適正空気圧は240~450kPa、35~65PSIで、天気予報で聞き慣れたヘクトパスカルにすると2400~4500hPaで、2.36~4.44気圧。今回、3.7気圧、55PSI(380kPa)ぐらいで空気を入れましたが
パワーブロックの倍の密度の『120TPI』という、さすがハイエンドモデルに相応しい高密度に極薄繊維を編み上げた柔軟なケーシングのおかげで、タイヤ全体で無理なく衝撃を吸収するみたいで、抜群の衝撃吸収性能ですね〜〜!
これまで、『がつーーーん!!!』といってたような段差が『ぐぁ〜〜〜ん??』ぐらいの。と、言葉で上手く表せませんが(笑)
これまで走るのが嫌だった、あちこち段差がある凸凹した整備の悪い歩道も、
『あれ、家のチャリ、サスペンションついてたっけ?』
とまで言ったら大袈裟ですが、でも、気持ちそう思うぐらいに、『ひょひょ〜〜い』と走れる感じで、グリップ性能も抜群で、スリックタイヤだと不安だった濡れた路面や坂道での急カーブもこれまで以上に安心して乗れますし、先日、5センチぐらい積もった雪道をいつものごとく片道18kmの通勤コースを走ってみましたが、少々の雪道程度なら大丈夫って感じで、
一般自転車用には、若干高めのタイヤですが、これは、買って損無し。正解でした!
衝撃吸収が良いので、道端の衝撃も緩和され、自転車本体の耐久性も上がる気がします。また、道端のガタガタが直接サドルに伝わらず、お尻にも優しい感じで、走りの良いPAS CITY-Xが、これまで以上にどこまでも走れそうな感じで、PAS CITY-Xに乗るのを更に楽しくしてくれるタイヤですね〜〜!
【追記】タイヤを換えて3週間。私的には、このタイヤにしばらくハマりそうです。
なお、今回は、PAS CITY-Xに元々付いてる英式チューブも、タイヤの空気圧が測れる米式バルブのチューブに併せて替えてみました。
↓メーカサイト
TIOGA タイオガ | Power Block® S-Spec パワーブロック Sスペック
UTC RUBBERハードパックダートや硬い路面での並外れたグリップを実現する、独自に配合したコンパウンド。 |
CYLEX FEATHER-LITE CASING強度を損なわずに飛躍的な軽量化を果たす、高品質 / 極薄繊維を高密度 120TPIで編み上げたケーシング。 |
KEVLAR BEAD |
●UTCラバーコンパウンド
●サイレックスケーシング
●ケブラービード
●推奨空気圧:240~450kPa/35~65PSI/2.4~4.5BAR
●幅:34mm 直径:531mm
【おまけ】ヤマハPAS CITY-Xで使えそうな、お勧めタイヤ一覧。